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宮古カレンダ

miyako calendar 岩手県宮古市行事暦


1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月


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■1月
                                        TOP  HOME

【正月】1日から7日までが大正月。
    15日から20日までが小正月。
    小正月の最終日を二十日正月とも呼ぶ。
    「歳時唄」お正月はえーもんだ
         木っ葉のような餅食って
         油のような酒飲んで
         お正月はえーもんだ
 1日 【元朝参り】初詣を宮古では元朝参りという。
          元朝だから元旦、1月1日の午前でなければならない。
          大晦日の紅白歌合戦が終わると、除夜の鐘を聞きながら家を出る。
          横山八幡宮・黒森神社・判官稲荷神社・大杉神社をはじめ各地区の神社へ詣でる。
          旧家などで氏神を祀っている場合は、そこへ参拝する。
    【初日の出】本州最東端=魹ヶ崎(とどがさき)の初日の出は午前6時51分。
    【初日の出クルーズ】みやこ浄土ヶ浜遊覧船
          遊覧船陸中丸で洋上から本州最東端の初日の出を拝む。
          2日は予約があれば運航。
          コース:浄土ヶ浜→閉伊崎沖で初日の出を遥拝→海の鎮守黒崎神社に洋上から初詣
              →日出島→ローソク岩→浄土ヶ浜
          所要時間:約1時間
          岩手県北自動車㈱観光船事業部
    【初日の出号】三陸鉄道で運行。
    【若水汲み】元旦に家の主人や年男が井戸で水を汲んだ。
          神棚に供えて水神・井戸神に感謝し、一年の無病息災を祈願する。
 1~2日【初夢】元日の夜から2日の朝にかけて見る夢。
         宝船の絵を枕の下に敷いて寝る。
         “長き夜の疾うの眠りの皆目覚め波乗り船の音の佳(よ)きかな”と書き添える。
         「宮古祝い唄」年の初めによい夢見たよ 黄金升にて金はかる
                お船繁盛で立てたる印 つけしコモッテ万両箱
                             *コモッテは大漁の印。
 2日 【本家礼・舅礼】年始の挨拶に分家や親戚が本家へ行くことを本家礼、
            嫁が夫と実家へ行くことを舅礼と呼ぶ。
            習い事の師匠宅に年始の挨拶にまわる師匠礼も行われた。
    【山入り】山に入り、縄とお饌米を切り木に供える。
    【初売り】元日に初売りをするところも多くなった。
         魚菜市場の初売りは4日。
    【とろろ飯】2日あるいは3日には消化のいいとろろ飯を食べる。
          松飾りの下でとろろ飯を食べると風邪を引きにくくなるという言い伝えもある。
 *【宮古鮭まつり】例年1月3日に行われていたが、日取りが変わってしまった。
          2018(平成30)年度は12月23日(日)。
          津軽石川で午前9時から。
          鮭のつかみ取り(有料)ができる。
          宮古鮭祭実行委員会
    【黒森神楽 舞立ち・舞初め】国の重要無形民俗文化財
          黒森神社~山口公民館
          巡業は2ヵ月。
          1年ごとに北回り・南回りがある。
          北回りは田野畑村まで、南回りは大槌町まで。
    【横山八幡宮 新年祭】
    【Uターン・ラッシュ】のピーク。
 4日 【黒森神楽 門打ち】
    【初競り】魚市場・午前7時30分から。
         魚菜市場も初売り。
 5日 【黒森神楽 門打ち】
 5日 【サーモンランド宣言の日】1987年(昭和62)1月5日、
                 鮭(サケ)に象徴される豊かなまちづくりを目指し宮古市が宣言。
 6日頃【寒の入り・小寒】この日から2月3日頃の節分(立春の前日)までが寒中・寒の内。
             寒中見舞いの葉書を出し始める。
             小寒は二十四節気のひとつ。
             寒さが最も厳しくなる大寒の前の時期。
    【寒念仏(かんねぶつ)】寒中に、常安寺などの僧侶が町なかを念仏を唱えながら歩く。
 6日 【出初式】午前10時から宮古消防署広場で。
         宮古地区広域行政組合消防本部
 7日 【七草・七草粥】せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ
                   すずな すずしろ これぞななくさ
            粥に入れるのは7種類にこだわらない。
            七草を俎板で刻むときの囃子歌は全国的に歌われる。
            「七草なずな唐土の鳥が日本の土地に渡らぬ先にトトンノトン」
            津軽石「何はたく何はたく、芹はたく芹はたく、
                唐土の鳥と田舎の鳥の変わらぬ先の七草はたく」
            塩鮭(しおざけ)をほぐして入れた七草粥がうまい。
    【ホッキッキ】 磯鶏では餅を入れた七草粥を「ホッキッキ」と呼んだという。
第2日曜【成人式】市民文化会館で。
         祝日の「成人の日」は1月第2月曜。
11日 【鏡開き】道場などでは寒稽古をし、割った鏡餅を入れた汁粉を食べる。
12日 【本田竹広忌】宮古出身のジャズピアニスト。
           2006年(平成18)1月12日に心不全のため死去、享年60。
中旬日曜【裸参り】横町の第3分団が下帯姿に注連縄を締め、
         供え物などを手に市内を練り歩いて横山八幡宮へ参拝、
         防災と商売繁盛などを祈願する。
         藤原の第4分団は下旬、同様に藤原比古神社へ参拝する。
14日 【小正月の年越し】松飾りをはずし、笹の葉を飾り、餅をつく。
             松飾りは7日にはずすところも多い。
             “松こで待って 笹こでささっと 杉こで過ぎだ”
15日 【小正月】大正月に対し、1月15日~20日を小正月という。
         女正月・二番正月とも呼ぶ。
         農耕に関する予祝や年占(としうら)、どんと焼きなど、さまざま行事がある。
         松とりて世こゝろ楽し小正月  芭蕉
    【水木(ミズキ)団子】餅花(もちばな)ともいう。
         小さく丸めて赤・緑・黄などに染めた米団子・キラズ(おから)団子を
         水木の枝に挿して飾り、大漁・豊作を願う。
         団子には最中の皮状のものもあり、木は白萩を使うこともある。
         鯛(タイ)・帆立(ホタテ)などの魚介、宝船・七福神・米俵・大判小判などの縁起物を
         種菓子や色紙でつくり、枝に吊るす。
    【ナモミ】ナゴミとも呼ばれる。
         野田村や田野畑村などで今も行われている。
         15日の夜、保存会や地区の青年団などの人たちが、
         鬼の面をかぶり、藁蓑をまとい、子どものいる家に上がりこんでは、
         「泣ぐワラスはいねぇが。
          連れでがれるような悪いワラスはいねえが」
         と大声を出す。
         「家に悪い子はいません」
         と家の人が言いながら餅や御神酒を振る舞ったりする。
         鬼を装っているが、春に訪れる福の神、山の神だという。
    【ヤッカガシ】
         八つ案山子とも書き、焼き嗅がしの意味だともいう。
         魔除けとして、焼き豆腐・昆布・小魚・煮干し・団子・餅などを挿した大きい竹串を
         家の四隅に立てる。
    【ヤーラスリ】
         15日の夜。
         津軽石では蕎麦殻に豆殻などを混ぜたものを升に入れて神棚に供え、
         「やーらくるくる飛びくるよ。
          アキ(恵方)のほうから馬コも牛コも、銭コも金コも飛んでこう」
         と一家で大声で繰り返しながら家や納屋の周りを3周し、それらを撒いた。
         磯鶏では、親を先頭に家族が「やーらすりすり」と叫び、
         籾殻を撒きながら家の周りをまわった。
         「やーらすりすり、銭こが飛んでくるようにホンカホンカ」
         「やーらすりすり、アキのほうから栗毛の馬こがホンカホンカ」
         など願い事や縁起のいい事柄を唱えた。
    【コーロコロ】
         15日の夜か16日の朝。
         子どもたちが「コーロコロコロ」とカラスを呼びながら、
         賽の目に切った餅やキラズ団子、
         余分につくっておいた水木(ミズキ)団子を投げ与えた。
         「コーロコロ、俺家(おらえ)の苗代をこぐな」
         食べ物をやるから田畑を荒らすなと願いをこめた。
         「コーロコロ、悪い病気は飛んでげー」
         など願い事をいろいろ唱えた。
         浜では仕事始めに行なった。
         「コーロコロ」は「持ってきたぞ」という古代語だという説もあるらしい。
         「小正月」水木団子さぁせ 正月が来たが
              明日は団子餅 カラスも喜ぶ
              コーロコロコロ
              カァラスカラス 小豆餅けっけぇ
              飛んでこう 飛んでこう
    【おしらさま】
         おしらさまを祀る家に地域の女性が集まり、
         イタコ(巫女)を招いて託宜を聞き、会食する。
         おしらさまは、おもに養蚕の守り神として信仰され、祟り神としても恐れられる。
         桑の木の神体に何枚も布を着せ、大切に保管する。
この頃 【早採り若布(ワカメ)】収穫始まる
    【始業式】
16日 【春陽忌・籠の鳥忌】1932年(昭和7)1月16日、鳥取春陽が死去、享年31。
              鳥取春陽は刈屋出身の歌手・作曲家で「籠の鳥」が代表作。
20日頃【大寒】二十四節気のひとつ。
        6日頃から始まる寒の真ん中で、一年で最も寒い時期。
        大寒の9日目に降る雨を「寒九の雨」と呼ぶ。
        宮古に「寒九の雨は豊作」という言い習わしがあり、雷が鳴るとさらに良いとされた。
下旬日曜【どんと祭・古神札焼納祭】横山八幡宮
        前日までに持ち込まれた古い御札や門松・松飾り・注連縄・書き初めなどを焼いて供養。
        一般には、どんど焼き、とんど、左義長とも言い、正月15日に行う火祭り。
        その火で餅を焼いて食べ、健康と幸福を祈る。
23日 【八甲田山死の行軍の日】
        日本最大の雪山遭難事件。
        1902年(明治35)1月23日、
        陸軍の青森歩兵第5連隊第2大隊が八甲田山へ雪中行軍訓練を開始。
        199人が凍死し、山口村出身の3兵士など宮古関係者7人が犠牲となった。
最終日曜【裸参り】藤原の第4分団が下帯姿で宮古橋から練り歩いて藤原比古神社へ参拝し、
         防災と商売繁盛などを祈願する。
 下旬 【鱈(タラ)】寒鱈の旬
12月~3月【毛ガニ】の旬


■2月
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12月~3月【毛ガニ】の旬
    【春祈禱】良い日を選んで家にイタコ(巫女)を招き、その年の無病息災を祈禱してもらう。
         重茂などで盛んに行われていたという。
1日~3日【三日正月】
 3日頃【節分祭】横山八幡宮では年男・年女・厄年・還暦の人などが神前に祈って厄を払う大厄祓祈願、
         参拝客に「鬼は外、福は内」の声とともに豆をまく豆撒き=追儺(ついな)が行われる。
         節分は立春の前日で例年2月3日頃。
         この日、家の入口に柊(ヒイラギ)の枝と鰯の頭などを挿した注連飾りを差す。
         宮古では、豆撒きのあとにこの注連飾りを海に流す風習もあった。
         このとき人に見られないようにし、知り合いと会っても話をせずに帰ったという。
 4日頃【立春】二十四節気のひとつ。
        暦のうえでは春を迎える。
 4日 【露堂忌】1952年(昭和27)2月4日、
         「宮古新聞」を創刊した小国露堂が死去、享年76。
         石川啄木の友人としても知られる。
         辞世“我れ死なば石碑はいらず大石に名もなき者の墓と書くべし”
 6日 【方水忌】1953年(昭和28)2月6日、
         山口出身の歌人・摂待方水(せったい・ほうすい)が死去、享年38。
         “爆音の轟き過ぎし山口の若葉木原にひかりみなぎる”
         と刻んだ碑が山口公民館前庭にある。
 6日 【愛の鐘・平和の鐘の日】
         1960年(昭和35)2月6日、
         宮古カトリック教会へスイスから“愛の鐘”“平和の鐘”が贈られる。
 6日 【岩泉線全通の日】1972年(昭和47)2月6日、
             岩泉駅・二升石駅が開業し、茂市~岩泉が結ばれる。
             1941年(昭16)の着工以来31年目、全長38.4km、所要時間約1時間。
 6日 【多良間村友好の日】1996年(平成8)2月6日、沖縄県の多良間村と姉妹市村を締結。
10日 【徳冨蘆花来訪の日】1909年(明治42)2月10日、文豪の徳冨蘆花(本名は健次郎)が
              『小説 寄生木(やどりぎ)』の原作者である小笠原善平の墓参と取材のため
              山口に3日間滞在。
11日 【宮古市の誕生日】1941年(昭和16)2月11日、
             宮古町と山口・千徳・磯鶏の3村が合併して市となる。
             2005年(平成17)6月6日には
             田老町・新里村との対等合併で新制の宮古市となった。
21日 【最低気温の日】1942年(昭和17)2月21日、宮古の最低気温マイナス14.0℃を記録。
 下旬 【バッケ】蕗の薹(フキノトウ)が芽を出す。
    【真鱈(マタラ)】終盤
    【真鱒(ママス)】海の秋鮭が終漁し、ママスの季節が始まる。
             ママスはサクラマス(桜鱒)、ホンマス(本鱒)とも呼ぶ。
    【宮古毛ガニまつり】出崎埠頭の宮古市魚市場・特設会場で。
              宮古観光協会


■3月
                                     TOP  HOME
    
    【毛ガニ】の旬。12月~3月。 > 平運丸~漁師の店
    【松藻(マツモ)・フノリ・ヒジキ・岩ノリ】の旬。
         早ければ2月から口開け。口開けは漁の解禁。日取りは各漁協が決める。
    【イサダ】口開け。
    【北帰行】津軽石川の白鳥も北へ帰る準備。
    【卒業式】卒業式シーズン。
    【マンサク】まず咲く。
 1日 【浄土ヶ浜マリンハウス】春の営業が始まる。
 1日 【山田線ディーゼル化の日】1970年(昭和45)3月1日、
                 国鉄山田線が全線ディーゼル化される。
 1日 【宮古測候所の日】1883年(明治16)3月1日、
             宮古測候所が鏡岩の台場跡に開設されて観測を開始。
 3日 【三陸地震津波の日】1933年(昭和8)3月3日、
              三陸沖でマグニチュード8.1の大地震が発生し、大津波が襲来。
              死者・行方不明者3064人、
              家屋の流失4034戸・倒壊1817戸・浸水4018戸。
 3日 【雛祭り・桃の節句】
5・6日【啓蟄】例年3月5日か6日。二十四節気のひとつ。
        冬籠もりをしていた虫が穴から出てくるという。
中 旬 【浄土ヶ浜 島めぐり遊覧船】1日3便を9便に増発し、本格運航が始まる。
                  例年3月中旬の土曜から。
11日 【東日本大震災の日】2011年(平成23)3月11日(金)午後2時46分、
              三陸沖でマグニチュード9.0の大地震が発生。
              3時10分頃から大津波が押し寄せはじめた。
12日 【最深積雪の日】1944年(昭和19)3月12日、宮古の最深積雪101cmを記録。
            春のドカ雪。
12日 【超我の日】1944年(昭和19)3月12日、国鉄山田線で貨物列車の脱線転覆事故が発生。
     重傷を負った加藤岩蔵機関士は軽傷の前田悌二機関助手(宮古市泉町出身)に事故の報告を指示。
     前田機関助手は出発したが、積雪のため断念して現場に戻り加藤機関士を介護。
     救助隊が到着したとき加藤機関士は絶命した。
     1960年(昭和35)3月8日封切りの映画「大いなる旅路」のモデルとなり、
     1972年(昭和47)11月、宮古駅構内に“超我の碑”が建立される。
17日頃【彼岸の入り】例年3月17日か18日。
           暑さ寒さも彼岸まで。
           “母の詞(ことば)自(おのずか)ら句となりて
            毎年よ彼岸の入りに寒いのは”正岡子規
20日頃【春分】例年3月20日か21日。二十四節気のひとつ。春の彼岸の中日。
23日頃【彼岸の明け】例年3月23日か24日。
31日 【毛ガニ】漁が終わる。水揚げは4月1日まで。

旧暦3月10日【金比羅さま】昔は金比羅参りをした人がご馳走を振る舞い、祭りを行なったという。
              本尊は、香川県琴平町の金刀比羅宮。
旧暦3月15日【龍神さま】日立浜の龍神さまのお祭り。漁は休み。
旧暦3月16日【お農神さま】お農神さまが山から里へ下りてくる日。
              まんじゅうをつくり、祭壇に供える。
旧暦3月20日【尾玉さま】長根寺で尾玉さまの祭り。
             丑年に公開される。
             尾玉さまは田を耕しているときに土の中から牛の尾を伝って光臨し、
             藩政時代に南部家のお姫さまの疱瘡を治したと伝えられる。
旧暦3月28日【お不動さま】無病息災・長寿・諸魔降伏のご利益があるとされる。


■4月
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    【牡蠣(カキ)】宮古特産「春の便り 花見かき」4月~5月
            三陸鉄道が「花見かき列車」を運行
    【雲丹(ウニ)】早ければ3月下旬には口開けし店頭に出回る。~8月
上 旬 【片栗(カタクリ)】臼木山の片栗が可憐。
上 旬 【入学式】
 1日 【三陸鉄道の開業記念日】1984年(昭和59)4月1日に、
                日本初の第3セクター鉄道として開業。
 5日 【浄土ヶ浜の日】1954年(昭和29)4月5日、
            浄土ヶ浜が県の名勝に指定される(岩手県指定名勝第1号)。
 6日 【啄木の日】1908年(明治41)4月6日、石川啄木が宮古に上陸。
          1979年(昭和54)4月6日、光岸地に石碑“啄木寄港の地”建立。
          *啄木寄港の地碑は2019年(平成31)春、新しくできた七滝公園に移転。
          2008年(平成20)4月6日、100年記念イベント。
上旬~中旬【辛夷(コブシ)】赤前の「こぶしの木」は市指定文化財/天然記念物。
              「堀内のこぶしの木」とも呼ぶ。
              赤前第15地割70番、私有地にあるが道路に面している。
12日 【浄土ヶ浜~蛸の浜トンネル】1972年(昭和47)4月12日、開通。
中 旬 【さけ稚魚壮行会】園児・小中学生による鮭(サケ)の稚魚放流会。
             放流場所は津軽石川稲荷橋上流・閉伊川スポーツ公園。
             宮古市商工観光課
中旬~下旬【宮古市民総合体育大会】
中旬~下旬【桜】開花宣言は平年4月20日。
        田老古田にある「樫内(かしない)の駒止桜」、亀ヶ森の一本桜は少し遅れて咲く。
     【真鱒(ママス)=桜鱒】の旬。定置網漁の最盛期~5月。
     【浅蜊(アサリ)】金浜で口開け~6月中旬。
     【消防団大演習】
     【浄土ヶ浜まつり】例年4月末~5月初めのゴールデンウイーク中。
              浄土ヶ浜の名付け親とされる宮古山常安寺7世・霊鏡
              の祭=浄土ヶ浜安全祈願祭も期間中に行われる。
              宮古観光協会

旧暦4月8日 【お薬師さま】目の病気を治す神とされ、薬師神社に湧く水で目を洗えば眼病が治るという。
              また目の病気治癒の願をかけるため、穴の開いた小石を供えたりする。
旧暦4月20日【お蒼前さま】津軽石の駒形神社の縁日。馬や牛の神さま。
              さまざまな色の布や鈴をつけた牛馬を引いて馬方・牛方が参拝したという。


■5月
                                        TOP  HOME

    【浄土ヶ浜まつり】例年4月末~ゴールデンウイーク期間中。
             宮古観光協会
 2日 【陸中海岸国立公園の日】1955年(昭和30)5月2日、
                浄土ヶ浜を中心に普代村から釜石市の沿岸が
                陸中海岸国立公園に指定される。
 5日 【子どもの日】旧暦5月5日は端午の節句。
           菖蒲と蓬(ヨモギ)を2本ずつ軒下に挿し、菖蒲を浮かべた風呂に入った。
           鬼に追われたときに菖蒲と蓬を使って逃げたという言い伝えに由来するという。
           6月20日頃、旧暦の端午の節句に合わせて、
           高浜地区などで北寄貝(ホッキガイ)漁。
 5日 【耳くじり】旧暦5月5日の端午の節句のおまじない。
          菖蒲で耳を掻くと聞かずにならない、
          長芋で耳をこすると悪いことは聞こえず良いことだけが聞こえるようになるという。
          徳冨健次郎(蘆花)の小説『寄生木(やどりぎ)』には、こうある。
          “軒端に菖蒲を葺く今日は旧暦端午の節句、一家団欒して「耳くじり」の式を終えた。
           これは長芋の小さなので耳に栓さし、本年中吉事を聞くよう、
           凶事を聞かぬようにと祝うのだ”
 5日 【わかめの日】日本わかめ協会が1983年(昭和58)に制定。
           「子どもの日」にちなみ、成長・発育に欠かせない
           ミネラル、カルシウムなどを含んだ
           若布(ワカメ)をたくさん食べてもらおうと設けられた。
           また、この頃は新ワカメの収穫時期でもある。
 6日 【宮古港海戦の日】1869年(明治2)旧暦3月25日、新暦5月6日、
             宮古港で旧幕府軍と新政府軍との軍艦による
             日本初の近代海戦が起きた。
 6日頃【立夏】二十四節気のひとつ。
 上旬 【躑躅(ツツジ)咲く】浄土ヶ浜の躑躅がきれい。太田のツツジ山も見事。
 上旬 【石楠花(シャクナゲ)咲く】
    【たろう大漁まつり】例年5月第2土曜・日曜。
              田老・みなと公園にて。
16日 【十勝沖地震の日】1968年(昭和43)5月16日、十勝沖地震が発生し津波が襲来。
24日 【チリ地震津波の日】1960年(昭和35)5月23日に南米チリ沖で地震が発生、
              翌24日午前3時30分頃津波が三陸沿岸に達し
              高浜地区などに大きな被害をもたらした。
29日 【三陸フェーン大火の日】戦後最大の山火事、林野火災。
                1961年(昭和36)5月29日に発生し、
                2日後の31日午後7時50分に鎮火。
                宮古では死者2、負傷者77、家屋の全焼81戸。
 下旬 【駒形神社例大祭】旧暦4月20日、津軽石の藤畑。

旧暦5月5日の前【北寄貝(ホッキガイ)漁】
                 端午の節句に合わせ、磯鶏・高浜などで2~3日だけ口開けする。
旧暦5月28日【お不動さまの縁日】岩船や川目では、生の米の粉で三段重ねのお供えをつくり、
                 参拝者にお神酒を振る舞う。
                 お供えは、あとでお守(まぶ)りとして分配される。
                 その際に包丁を入れてはいけないとされる。


■6月
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    【海鞘(ホヤ)】の旬
            4月~9月に店頭に出回り、初夏が特においしい。
 5日 【小笠原善平誕生】1881年(明治14)6月5日、
             徳冨健次郎(蘆花)の小説『寄生木(やどりぎ)』の原作者小笠原善平が、
             下閉伊郡山口村(現宮古市山口)に父喜代助・母トキの次男として生まれる。
 5日 【寄生木記念館の誕生日】1969年(昭和44)6月5日、山口の慈眼寺の門前に開館。
                徳冨健次郎(蘆花)の小説『寄生木(やどりぎ)』の原作者
                小笠原善平の遺品を収蔵・展示。
                建物は啄木が歌った旧制盛岡中学校の図書庫を移築したものだった。
                “学校の図書庫の裏の秋の草 黄なる花咲きし 今も名知らず”
                *2010年(平成22)4月に閉館。
                 収蔵品は建て直された山口公民館の寄生木展示室に移され、
                 常時公開となる。(月曜は休館)
 5日 【雅三忌】1985年(昭和60)6月5日、駒井雅三が死去、享年79。
 ?日 【堺ノ神岳 山開き】
 6日 【新・宮古市の誕生日】2005年(平成17)6月6日、
               宮古市と下閉伊郡田老町・新里村が合併。
    【宮古潮干狩り】例年5月下旬か6月上旬の日曜。
            宮古観光協会
中旬土曜日曜【黒崎神社 宵宮・例祭】本来は旧暦6月15日。
            尾崎(おさき)さまとも呼ばれる海上安全の神で、閉伊氏の祖の頼基を祀る。
            宮古湾口にあたる重茂(おもえ)半島の北端、閉伊崎にある。
            宮古八景のひとつ。
            “黒崎帰帆 ときおそく漕ぎ行く舟もかへるさはつらなり見ゆる黒崎のうち”
            “尾崎帰帆 真帆片帆うち連れ帰る舟みへて閉伊の岬は絵となりにけり”
11日頃【入梅】
15日 【明治三陸大津波の日】1896年(明治29)6月15日午後7時30分頃、
               三陸沖でマグニチュード6.9の海底地震が発生、
               45分後に大津波が三陸海岸に達した。
               20分という短時間に280kmの海岸線が津波に襲われ、
               死者2万7122人、家屋流失・全半壊1万戸以上、船舶被害7000隻。
中下旬頃【自然観察会】宮古市商工観光課
22日頃【夏至】二十四節気のひとつ。


■7月
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    【藤原比古神社 宵宮・例祭】お藤さま(おふっざま)
    【青猿神社 宵宮・例祭】
 7日 【七夕】宮古の七夕は月遅れの8月、末広町で行われていた。
15日頃【浄土ヶ浜 海開き】臨時交番を開設。
中旬  【宮古港カッターレース】宮古市体育協会 宮古港カッターレース事務局
                例年「海の日=7月第3月曜」の前日
    【熊野神社 宵宮・例祭】
第3日曜【黒森神社 例大祭】本来は旧暦6月14日。
    【真崎海岸 海開き・うにまつり】
    【石崎神社 例祭】横町のお深山(おしんざん・おすんざん)
    【海の日】国民の祝日 7月第3月曜
23日 【最高気温の日】1933年(昭和8)7月23日に、宮古の最高気温37.3℃を記録。
23日頃【大暑】二十四節気のひとつ。
    【大杉神社 宵宮・例祭】あんばさま 例年最終土曜・日曜
27日 【梅雨明け平均日】
    【宮古夏まつり】宮古商工会議所 最終土曜・日曜~8月第1日曜
    【末広町フライ旗飾り】フライ旗・フライキは大漁旗のこと。
  ? 【中央通りセイル(帆)飾り】


■8月
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    【蛍(ホタル)】小山田の閉伊川緑地公園
 1日 【迎え火】松明かし。
         地獄の釜の蓋が開くといって盆の迎え火を焚き、盆の準備を始める。
         松明かしは松の根を焚く。
         1・7・13・14・15・16・20・31日が松明かしで、花火の日でもある。
第1日曜【重茂(おもえ)味まつり】重茂漁協
第1日曜【宮古夏まつり】宮古商工会議所
    【ハーバーまつり】リアスハーバー宮古
    【判官稲荷神社 宵宮・例祭】ほーがんさま
 7日 【七日盆】七日火。墓払いをし、松明かし。
 8日頃【立秋】二十四節気のひとつ。
 中旬 【秋刀魚(サンマ)】魚市場に初水揚げがある。旬は8月半ば~10月。
    【鮭(サケ)】お盆の頃から母川への回帰、溯上が始まる。
13日 【盆の入り】松明かし。お盆本番~16日。
    【帰省ラッシュ】
14日 【お盆】松明かし
        この頃から海は冷たくなり、盆波が打ち寄せ、水母(クラゲ)も多くなって泳げなくなる。
 中旬 【おらほの夏まつり】田老
15日 【お盆】松明かし
16日 【送り盆】松明かし
    【茂市 熊野神社 宵宮・例祭】
 下旬 【秋刀魚(サンマ)】大型漁船の解禁。
              三陸沖にはまだ秋刀魚は下ってこない。
    【さんま(秋刀魚)ふるさと便】出発式
20日 【二十日盆】松明かし
20日頃【夏休み終了】小中学校
    【宮古湾横断遠泳大会】リアスハーバー宮古~白浜1.4kmを往復する。
31日 【晦日盆】松明かし
         盂蘭盆(旧盆)を8月のひと月とし、31日に送り火を焚く。
    【雲丹(ウニ)】8月いっぱいで漁期が終わる。


■9月
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 上旬 【秋刀魚(サンマ)】三陸沖で解禁。
    【鮭(サケ)】宮古湾の定置網で秋鮭漁が始まる。
    【松茸(マツタケ)】
    【胡桃(クルミ)】オニグルミ
             二百十日頃、棒で落とす。
             自然に落ちるのを待ってもいいが鼠にやられてしまう。
             果肉をとり去り、核果をひと月ほど天日干しする。
旧暦8月1日【八朔】山口地区などでは“田の実の一日(ついたち)”といい、
          農家では田の稲を見回り、田の実の節句をしたといわれる。
 1日頃【二百十日】立春から数えて210日目にあたる日。
          台風・暴風などの災害に備える。
 1日 【防災の日】1960年(昭和35)制定。
          1923年(大正12)9月1日に関東大震災が起き、
          また暦の上で台風の多い二百十日にあたることから。
第1日曜【閉伊川ゴムボート川下り大会】リバーパーク新里
第1or第2日曜【目黒のさんま祭り】東京・目黒駅前商店街で開催。 >応援サイト
第1土曜【閉伊川カヌースラローム大会】リバーパーク新里
    【千徳八幡宮 例祭】旧8月1日
14~16日【横山八幡宮 例大祭】
中 旬 【みやこ秋まつり】みやこ秋まつり実行委員会(陸中宮古青年会議所内)
第3月曜【敬老の日】
20日 【寄生木忌(やどりぎき)】徳冨健次郎(蘆花)の小説『寄生木』の
                 原作者である小笠原善平の命日。
                 1908年(明治41)9月20日死去、享年28。
                 2008年が没後100周年。
                 2018年が没後110周年。
20日頃【彼岸の入り】秋彼岸。暑さ寒さも彼岸まで。浜菊が見頃。
23日頃【秋分】二十四節気のひとつ。秋の彼岸の中日。
26日頃【彼岸の明け】
    【赤前八幡宮 例祭】
    【汐子(ショッコ)】成長魚、鰤(ブリ)の子。
              旬は9月~11月。
    【宮古浜焼きフェスタ】秋刀魚(サンマ)尽くし。
               9月下旬~10月中旬の土・日2日間。
               宮古観光協会


■10月
                                       TOP  HOME

    【牡蠣(カキ)】の旬 ~3月
            宮古特産「春の便り 花見かき」は4月~5月。
    【昆布(コンブ)】口開けの日に浄土ヶ浜で天日干しの風景が見られる。
    【白鳥】津軽石川に飛来。
 2日 【最大風速の日】2002年(平成14)10月2日、宮古の最大風速23.8m/sを記録。
            同時に、宮古の最大瞬間風速43.5m/sを記録。
9月~10月頃【宮古市産業まつり】シーアリーナで。宮古市商工観光課
 中旬 【鮭(サケ)】延縄漁の解禁。
 ?日 【高浜稲荷神社 例祭】
 ?日 【金浜稲荷神社 例祭】
 中旬頃【磯鶏稲荷神社 例祭】旧9月21日
第3日曜【新里まつり】新里トレーニングセンター特設会場

旧暦10月20日【二十日講】えびす講


■11月
                                       TOP  HOME

    【紅葉】JR山田線沿線、国道106号沿いの山々が美しく染まる。
    【鮑(アワビ)】口開けは11月1日~12月28日のうちに5~6回。
    【鱈(タラ)】真鱈(マタラ・マダラ)漁が本格化。
           白子をもつオスはメスの倍の値段とか。
 3日 【崎山貝塚 縄文まつり】毎年「文化の日」に。
 8日頃【立冬】二十四節気のひとつ。
11日 【鮭(サケ)の日】新潟県村上市(1988年頃)、東京築地市場の北洋物産会などが制定。
    【宮古サーモン・ハーフマラソン大会】毎年11月第2日曜
15日頃【七五三】
15日 【昆布(コンブ)の日】七五三の日、子どもにコンブを食べて丈夫になってもらおうと
               (社) 日本昆布協会が1982年(昭和57)に制定。
               新昆布の出回る時季。
15日 【狩猟解禁】2月まで。
          対象となる鳥獣によって終猟日は異なる。
16日頃【初雪】平年16日。
    【荒巻・新巻】この頃から鮭(サケ)の荒巻づくりが本格化。
中 旬 【牡蠣(カキ)】直売所「うみのミルク」営業開始
            所在地:赤前第15地割38-5
            営業日:月曜~金曜
            津軽石牡蠣養殖組合産直部会
(天候等により販売できない場合もあり)
23日 【勤労感謝の日】
23日 【牡蠣(カキ)の日】JF全漁連が2004年(平成16)6月22日に制定。
23日頃【小雪(しょうせつ)】二十四節気のひとつ。
30日 【又兵衛祭り】津軽石川の鮭(サケ)留め場に義人・後藤又兵衛の藁人形を立てて供養する。
           後藤又兵衛の命日。


■12月
                                       TOP  HOME

    【鮑(アワビ)】の旬
    【毛蟹(ケガニ)】解禁・旬は3月まで。
    【山葵(ワサビ)】の収穫期
第1日曜【黒森神楽 舞納め】山口公民館
 8日 【『寄生木(やどりぎ)』の日】1909年(明治42)12月8日、
             陸軍中尉だった小笠原善平原作の長篇小説『寄生木』が
             徳冨健次郎(蘆花)の名義で東京の出版社から発行されて大ヒットした。
             2009年が刊行100周年。
             2019年が刊行110周年。
 8日頃【大雪(たいせつ)】二十四節気のひとつ。
    【お飾りづくり】歳末用のお飾りづくりがピーク。
12日 【山の神の年越し】山の神さまに米の粉だけでつくったスットギを供える習慣がある。
13日 【煤払い・大掃除】昔は12月13日が恒例。
             いまはもっと押し詰まってからの家が多い。
20日頃【田代 野外活動センター・アイススケート場 氷上フェスティバル】
        スケート場開き ~2月(予定)
        宮古市役所生涯学習課
22日頃【冬至】二十四節気のひとつ。
25日 【クリスマス】
27日~31日
    【お飾り市】オカザリマチとも(市はマチとも読む)
          魚菜市場にお飾り(お飾り絵)を売る特設会場が設けられる。
          大晦日は午後5時まで。
          (魚菜市場の初売りは正月4日))
歳末の大安の日など
    【松迎え】正月に飾る松を家より南のほうから採ってくる。
         正月は“松こで待って、笹子でささっと、杉こで過ぎた”。
    【注連縄づくり】藁で編んだ縄に御幣7枚、そのあいだに松の葉・昆布・干し鰯を挟む。
    【歳神棚】歳神棚を清めて鏡餅・お神酒・塩・昆布などを供え、お飾りを新しいものと張り替える。
    【餅搗き】
28日 【御用納め】官庁の仕事納め。
30日 【帰省】帰省ラッシュのピーク。
        “ラサのえんとづが めーだ みやごだ”「みやご弁カルタ」より
31日 【大晦日】胡桃(クルミ)や胡麻(ゴマ)を擂ってお雑煮をつくる。
         年越し蕎麦を食べる。
         お寺に出かけ、除夜の鐘を撞く。
         その足で神社へ、元朝参りに向かう。
    【大祓式】横山八幡宮
         大晦日、年越しの祭事。
         参詣人は和紙でつくった人形(ひとがた)で全身をなでて息を吹きかけ、
         一年の罪や穢れを移す。
         境内の茅の輪を8の字を描くようにくぐり、来る年の幸せを願う。
         式のあと宮司が人形を閉伊川に流して清める。



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