■ 宮古港海戦 この海で旧幕府軍と新政府軍による日本最初の近代海戦が繰り広げられた 臼木山(うすきやま)の港を見おろす位置にある宮古港海戦の解説碑 新選組の土方歳三や若き日の東郷平八郎もこの海戦に参加 御台場(おだいば)展望台の入口にたつ砲台型の記念碑 ▽ 碑文 宮古港海戦記念碑 衆議院議員 鈴木善幸書 明治2年(1869)3月、函館にたてこもる旧幕府軍追 討のために派遣された政府軍の軍艦「甲鉄」以下8隻が宮古 港に碇泊していた。 旧幕艦「回天」は25日早朝、旗艦「甲鉄」を奪うべく侵 入し、砲火をあびせ壮烈な戦いをいどんだ。 これに対し政府軍は艦載機銃をもって応戦―― 接舷、肉迫、激闘約30分―― 両軍の死傷者合わせて50余名におよんだ。 この海戦は1艦をもって8艦にあたった勇敢さとともに、 わが国初の洋式海戦として、日本海戦史上その名をとどめた。 明治100年を記念して、これを建てる。 浄土ヶ浜パノラマ |